サウナと水風呂の温冷交代浴は体にこんな良い!



交感神経を刺激

 

 

前項からの続きですが、サウナや温かいお湯は副交感神経を刺激し、冷たい水は交感神経を刺激します。これを交代浴するので、副交感神経と交感神経を交互に刺激することになります。これで自律神経の働きを高め、バランスを整えることができるのです。

 

 

自律神経の乱れというのは、特に女性の冷えの大きな原因の一つとなっているので、温冷交代浴は慢性的な冷え性対策にも非常に役に立ちます。

 

 

更には複合性局所疼痛症候群(CRPS)のリハビリにも利用されています。CRPSとは、骨折、捻挫、打撲などの外傷が原因で、慢性的な痛みと浮腫、皮膚温の異常、発汗異常などの症状を伴う難治性の慢性疼痛症候群のことです。自律神経の乱れに働きかけることが疼痛に軽減につながるのです。

 

 

ちなみにリハビリに利用する際は、利用方法、頻度など、事前にかかりつけの医師に相談するようにしてください。

 

 

さて、その他にも嬉しい効果があります。それは疲労を素早く除去する効果があるので、筋肉痛の緩和や、持久系のスポーツでの怪我予防、パフォーマンス維持も期待できる点です。

 

 

そもそも交代浴は温泉療法の一つとして利用されてきたのです。また、低血圧、便秘、頭痛、不眠、むくみなどに効果があるとされています。代謝が向上するので、もちろんダイエットにも効果があると思います。